auフラットプラン20 - テザリング・データ繰り越し可能 –

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auのスマホの料金プランの一つである「auフラットプラン20」とはどういう料金プランなのでしょうか?
「auフラットプラン20」は、20GBまでデータ通信料金が定額であり、この20GBの中にはテザリングも含めることができます。また、1か月のデータ利用量が20GBに満たない場合には、余ったデータ量を翌月に繰り越すことも可能です。

この記事では、「auフラットプラン20」の料金に関して各種割り引きによる比較を行い、現実として毎月の金額がどの程度になるのかについて解説をしています。

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20GBまでデータ通信料金定額の「auフラットプラン20」

冒頭で説明したとおり、「auフラットプラン20」は、20GBまでデータ通信料金を定額で利用できるプランです。データ通信量が20GBを超えると一律128Kbpsまで速度が低下します。また、直近の3日間のデータ利用量が6GBを超えるとその当日は終日通信速度が128Kbpsに制限される可能性があります。

毎月4,000円で20GBまで定額料金って本当なの!?

auのホームページを見ると、auフラットプラン20の最低料金は4,000円となっています。20GB分まで4,000円の定額で利用できたらかなり安いですよね。しかしながら、4,000円で利用するためにはそれなりの条件があるようですので、その条件とは何であるかを見ていきましょう。

引用:auホームページより

「auフラットプラン20」を毎月4,000円で利用するためにはいくつかの割引サービスに加入する必要があります。その割引サービスは以下の3つです。

  • 2年契約:2年間の継続利用で基本使用料を割引
  • スマートバリュー :指定の固定通信(ブロードバンド)を契約することによる割引
  • スマホ応援割:契約翌月から1,000円/月割り引き(1年間限定)

「auフラットプラン20」は現実的には毎月の利用料金は6,000円!

では、実際に各種割引を受けない場合の金額はどのようになるのでしょうか?

下のグラフは、auがホームページで記載している最大限の割引が適用された料金と合わせて、割引を適用しないパターンを追加したグラフです。

「auフラットプラン20」で何も割引を適用しない場合(グラフ内のオレンジ)、毎月のデータ利用料金は7,500円になります。この料金は、なんと最安料金より約45%高い料金になります。そう考えるとかなり高いですね。また、2年契約による割引を適用した場合(グラフ内のグリーン)、毎月のデータ利用料金は6,000円となります。こちらは最安料金よりも20%高い料金になります。この2年契約による割り引きにスマホ応援割を適用した場合(グラフ内の黄色)、毎月のデータ利用料金は5,000円となり、更にスマートバリューを適用した場合(グラフ内のブルー)、auのホームページで紹介されているように毎月のデータ利用料金が4,000円となります。

2年契約による割り引きが1,500円、スマホ応援割による割引が1,000円、スマートバリューによる割り引きが1,000円となり、結果最大で3,500円割り引きになります。

この割引料金をグラフにすると以下のようになります。

毎月の料金を4,000円にするためにはスマートバリューへの加入が必要ですが、スマートバリューはブロードバンドの契約変更を伴うため、こちらもかなりハードルが高い割引サービスです。またスマホ応援割による割り引きは1,000円は1年間の限定的な割り引きです。従って、auフラットプラン20の毎月の料金は、現実的には2年契約による割り引きのみの適用で6,000円となるユーザが大多数でしょう。

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「auフラットプラン20」は「auフラットプラン7プラス」に約500円追加することで気兼ねなくデータ通信が可能

「auフラットプラン20」はお得なのかどうか。これとは別のプランで7GBまで定額料金である「auピタットプラン7プラス」というプランがありますが、「auフラットプラン20」と「auフラットプラン7プラス」ンを比較すると以下のとおりになります。

7GBまでの利用であれば当然「auフラットプラン7プラス」の方が安いのですが、考えなくてはいけないことは「auフラットプラン7プラス」と「auフラットプラン20」の金額差です。割り引き有り無しにかかわらず、すべてのパターンにおいて520円の差になっています。毎月のデータ利用量が7確実にGB以内に収まるようであれば「auフラットプラン7プラス」でいいと思いますが、7GBを超える可能性があるユーザや、毎月のデータ利用量を気にせず利用したいユーザは、「auフラットプラン20」の選択がよいでしょう。

20GBあれば、スマホでの動画閲覧はもちろんですが、テザリングでもかなり利用でます。また1か月のデータ利用量が20GB未満の場合は、余ったデータ量をデータ量の制限なく翌月に持ち越すこともできます。あとはこの金額差の520円を高いと考えるか安いと考えるかでしょう。

参考までに、このプランでの音声通話料は以下の3つのオプションから選択することが可能です。

  • シンプル:追加料金なし(30秒ごとに20円)
  • スーパーカケホ:追加500円/月(1回5分以内の国内通話が24時間かけ放題)
  • カケホ:追加1,500円/月 (国内通話24時間かけ放題)