【2021年6月版】格安スマホ21社料金比較

スマホ

2021年3月、ドコモ、KDDI、ソフトバンクがデータ容量20GB 約3,000円のプランを発表して以来、格安スマホ事業者も相次いで料金値下げをしてきました。4月には値下げ競争もひと段落したのですが、その後、いくつかの事業者でさらなる値下げをしています。

この記事では、格安スマホ人気21社の料金について解説をしています。

スポンサーリンク

低容量はNuroモバイルとHISモバイル、中容量はIIJmioとBic SIM

以下は、「音声通話+データ通信」プラン(音声付プラン)のデータ容量ごとの料金を比較した表です。1GBから30GBまでの料金を比較し、その中で最安値上位3社を色付けしています。

最安値上位3社に入っている格安スマホ事業者は、Nuroモバイル、QTモバイル、IIJmio、BIC SIM、HISモバイル、日本通信SIM、OCNモバイルONE、LIBMO、LinksMate、existeモバイルの10社に集約されました。

それでは、まずは低容量から見てみましょう。データ容量が5GBの低容量ではNuroモバイルの月額990円が最安値となります。1年前であれば3GBでおよそ月額1,500円程度の料金体系でしたが、それが5GBまで容量が増えて1,000円を切る価格となり、かなり安くなりました。また、更に容量の小さい1GBであればHISモバイルがなんと590円で提供しています。HISモバイルは、これまではデータ容量が20GBプランのみ「格安弐拾プラン」として値下げを行い、それ以外のデータ容量ではかなり割高になっていたのですが、6月28日に新料金を発表し、それによってデータ容量1GBと3GBで業界最安値となりました。月額料金がここまで安ければスマホも気軽に持つことができます。

次に10GB~20GBの中容量ですが、中容量においてはIIJmioとBic SIMが各データ容量で安値で提供しており、20GBで約2,000円となっています。ドコモ、KDDI、ソフトバンクの20GBプランが約3,000円であることを考えると、こちらもかなり安い価格になっています。

一方、各社が大手通信事業者に対抗する値下げをする中で、今なお大手通信事業者よりも割高なプランが多く存在しています。例えば、Biglobeモバイルの中容量プランは4,000円から5,000円後半であり、UQモバイルやワイモバイルよりも割高になっていますので、一度毎月のデータ利用量と料金プランを確認し必要に応じてプランの変更や事業者の変更をすることが必要となります。

料金を比較する際には、1点注意事項があります。それは、各社様々な条件により各社で割り引きサービスや付加サービスを提供しているケースがあり、必ずしも単純に価格比較ができないということです。

例えば、日本通信SIMのプランは、データ容量6GBで月額料金1,390円で提供しており、最安値のOCNモバイルONEの1,320円よりも70円高くなっています。ですが、日本通信SIMのプランの場合、月額1,390円に無料通話70分が付加されていますので、毎月多少なりとも通話をするユーザは日本通信SIMのプランの方がおトクになります。

また、ワイモバイルでは家族割引サービスがあり、例えばデータ容量3GBであれば月額2,178円が900円に割引される為、家族でワイモバイルを利用しているユーザにとってはかなりおトクなプランになります。

このように各事業者ごとに様々な割り引きサービスや付加サービスがありますので、格安スマホ事業者を選定する際には、自分が毎月スマホをどのように使うかを意識し、最適な事業者を選定する必要があります

スポンサーリンク

最安値Nuroモバイルとは

Nuroモバイルは、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供している格安スマホサービスです。利用する回線は、ドコモ、KDDI、ソフトバンクすべてに対応している為、かなり多数のスマホ機種が利用可能になっています。

NUROMOBILE

Nuroモバイルの料金体系は、以下のようになっています。

料金プランはシンプルで、データ容量3GB、5GB、8GBと、それ以外にお試しプランとデータ使い放題プランがあります。Nuroモバイルの特徴は、月額料金の安さであり、音声付きプランで3GBで792円、5GBでも990円とかなり安くなっています

基本的なサービス内容は、他の格安スマホ事業者と大きな差はありませんが、Gigaプラスサービスというユニークなサービスがあります。Gigaサービスとは、契約プランに応じて3か月ごとにデータ容量がプレゼントされるサービスです。例えば、5GBプランの契約をしている場合、3か月に1回3GBのデータ容量がプレゼンとされます。Nuroモバイルでは、この他に余ったデータ容量は翌月に持ち越しができるデータ繰越サービスがあるので、これらを上手に利用することで低容量契約でも十分にデータ容量を賄うことができる可能性があります。

その他、Nuroモバイルでは以下のオプションサービスが提供されています。(画像クリックで拡大)

Nuroモバイルは、月額料金が安くデータ容量も効率よく利用できる為、ユーザにとって選択肢の一つになるのではないでしょうか。

NUROMOBILE