GMOとくとくBBとは
GMOとくとくBBのモバイルWi-Fiは、GMOインターネット(株)が提供しているサービスです。GMOインターネットグループは、世界21か国で100以上の企業で構成され、2019年度の売上高は1,961億円という大企業です。証券会社で有名なGMOクリック証券もGMOインターネットグループの一つです。
BMOとくとくBBは、モバイルWi-Fiの他にブロードバンドサービス(光回線)も提供しています。
UQ WiMAXを利用したモバイルWi-Fiサービス
GMOとくとくBBは、自社で回線を保有しているわけではありません。GMOとくとくBBが提供するモバイルWi-Fiは、UQコミュニケーションズのUQ WIMAXサービスを再販しています。つまり、サービスの内容そのものはUQ WIMAXと全く同じです。
UQ WiMAXは、WiMAX2+と呼ばれる方式でサービスを提供していますが、WIMAX2+はエリアがケータイ電話ほど広くない為、エリアを補完するためにauの4G LTEも利用することができます。
つまり、一つのモバイルルータでWiMAX2+とauのLTEの両方を利用することができます。基本的にはWiMAX2+をメインとし、LTEはWiMX2を補完する形で利用していることから、それぞれ以下のような名称がついています。
WiMAX2+を利用:ハイスピードモード
LTEを利用:ハイスピードプラスエリアモード
WiMAX2+とau LTEのエリアは、こちらのサイトで確認できます。

GMOトクトクBB料金プラン
GMOとくとくBBの料金プランはどのようになっているのでしょうか。
料金プランは、「ギガ放題プラス」プランと「7GBプラン」の二つがあります。
1) ギガ放題プラン
ギガ放題プランは、毎月4,263円でデータ通信使い放題のプランです。ケータイ通信事業者が提供しているモバイルルータでは、毎月の利用量に上限があり、その上限を超えた場合には速度が制限されますが、ギガ放題プランは完全に使い放題であるため、データ利用量の上限はありません。
ただし、一つ注意事項があり、データ通信無制限は「ハイスピードモード」で利用しているとき、つまりWiMAX2+を利用したときのみです。ハイスピードプラスエリアモードでLTEに接続している場合には毎月のデータ量は7GBが上限となります。また、ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えた場合、速度が制限され128Kbpsでの通信となりますが、一度速度が制限されてしまうと、その後ハイスピードモードに変更してWiMAX2エリアで利用しても速度が制限されたままとなるので注意が必要です。
2) 7Gプラン
7GBプランは毎月のデータ利用量が最大7GBまでのプランでです。毎月のデータ利用量は制限されていますが、毎月の基本料金が3,609円とギガ放題プランよりも安くなっており、メールやWebブラウジングなど大容量データを扱わない使い方をするユーザ向けのプランです。1か月のデータ利用量が7GBを超えた場合には、データ通信速度が128Kbpsに制限されてしまうので注意が必要です。
データ通信使い放題でも速度制限に注意
ギガ放題プランでは、WiMAX2エリアでデータ利用量に制限なく使い放題となっていますが、それでも通信制限がかかることがあります。一つは、先ほど説明したハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えてデータ通信を行った場合です。もう一つは、3日間のデータ利用量が10GBを超えた場合です。以下の図のように3日間のデータ通信量が合計で10GBを超えた場合、速度が1Mbpsに制限されます。速度が制限される時間帯は限定されており、10GBに達した翌日の18時から翌朝2時までとなっています。
では、10GBのデータ消費とはどのくらいの量なのでしょうか。
以下は、10GBのデータ量でどのくらいの時間YouTubeが見られるかをまとめたものです。これを見ると、超高画質で動画を見た場合は1日平均で2時間程度に制限されるので注意が必要ですが、標準画質であれば1日あたり15時間以上も観られるので実質速度制限を気にする必要はありません。
ただし、この例はYouTubeで動画を見た場合であり、他の動画サービスでは結果が異なります。
例えば、Jリーグやヨーロッパサッカー、テニス、野球など世界中のスポーツを放送しているDAZNの場合、PCでJリーグを1試合見ただけで10GBに達し、速度制限がかかってしまいます。従って、DAZNを見る場合には、スマホやタブレットで画質を落として見るなど工夫が必要です。その他の動画サービスに関しても必ずしもYouTubeとは同じ結果にはならないので、事前に確認した方がいいでしょう。
3日間で10GBを超えた場合、通信速度が1Mbpsにが制限されます。1Mbpsと聞くと一見ストレスなく利用できる通信速度のように見えますが、実はそうではありません。例えば、Yahooトップページは約220KBのサイズとなりますが、1Mbpsの速度ではYahooのトップページ表示に最速でも約2秒かかります。1Mbpsという速度は最高速度(ベストエフォート)であり、実際の通信速度は数百Kbps後半程度となるのでYahooのトップページの表示時間は3秒以上はかかるでしょう。
Webページの表示に3秒以上かかる場合、ユーザの半数は離脱しそのページから離れてしまうと言われています。つまり、ユーザはWebページの表示に3秒も待てず、3秒もかかるようであればそれだけストレスを感じているということになります。従って、1Mbpsに速度制限された場合、Webブラウジングは常にストレスを感じながらの閲覧となり、とても使い物にはなりませんので注意が必要です
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契約期間と解約条件
GMOとくとくBBには決められた契約期間があります。キャンペーンの種類によりますが、基本的には24か月か36ヵ月となっており、24か月以内に解約した場合に15,000円から25,000円の違約金が発生し、25カ月目以降に解約した場合には9,500円の違約金が発生するので注意が必要です。
違約金を0円にするためには、契約期間満了月の前月21日から当月20日の間に解約をする必要があります。
GMOとくとくBBは本当におトクなのか?
GMOとくとくBBのデータ通信使い放題プラン「ギガ放題」はお得なのかでしょうか?
ギガ放題の毎月の料金は4,263円です。これは3年間利用することを条件とした契約です。一方UQコミュニケーションズで契約をした場合の毎月の料金は3,880円となっています。この料金であれば、UQコミュニケーションズで契約した方が安くなりますが、GMOとくとくBBを選択する理由はあるのでしょうか?
GMOとくとくBBは頻繁にキャンペーンを行っており、キャンペーンを利用することで高額なキャッシュバックが貰えます。また、毎月の料金も最初の2か月は3,609円と安くなっており、更に入会費、端末代金、LTEオプション利用量がすべて無料です。
GMOとくとくBBとUQコミュニケーションズの料金を比較してみました。
まず、初期費用ですがGMOとくとくBBは0円であるのに対し、UQコミュニケーションズではSIM費用と端末代金で18,000円かかります。
次に月額費用ですが、LTEオプションを付ける場合にはGMOとくとくBBの方が安くなりますが、LTEオプションを付けない場合にはUQコミュニケーションズの方が安くなります。
最後に月額料金の割り引きやキャンペーンなど各種割引サービスでは、以下のとおりGMOとくとくBBは3万円近い割引を受けることができます。
初期費用、月額料金、各種割引を合算し36ヵ月利用した場合の1か月あたりの料金を比較するとGMOとくとくBBの方が1か月あたり1,000~2,000円ほど安くなることがわかります。GMOとくとくBBでは1か月あたりの利用料金が3,347~3,444円であり、1か月あたり約3,500円でデータ通信が使い放題であると考えると、かなりリーズナブルといえます。
GMOとくとくBBへの申し込み非常に簡単で以下のキャンペーンサイトからアクセスし、プランと端末を選択した後に住所やクレジットカード情報を入力するだけで完了です。

モバイルWi-Fiでいつでもどこでもネットアクセスできる環境を手に入れよう
最近、リモートワークやリモート授業などネットワーク接続の必要性が以前より増してきています。また、ライフラインであるスマホでは、毎月のデータ利用量に制限があり、データ利用量を気にしながら利用しなければならず非常に窮屈を強いられています。
このような状況において、データ通信使い放題のモバイルWi-Fiを持つことで、場所を選ばずいつでもどこでもネットワークへ接続することが可能となり、かつデータ利用量を気にすることなく使うことができます。
例えば、リモートワークを宅内やWi-Fiが整備されたカフェ以外に電車の中、街中、車の中、公園などあらゆる場所で必要なときに自由に行うことができるようになります。また、データ通信使い放題であるので、スマホを常時モバイルWi-Fiに接続することでスマホのデータ消費量を節約することも可能であり、さらにスマホを一番安い契約にすることで毎月の基本料金を抑えることもできます。
一度モバイルWi-Fiを使ってみては如何でしょうか。
